旅の最終日。
ヴィンセントヴァンゴッホの生涯を辿るため
国鉄に乗って目的地へ。
カラフルな車内で席もゆったりしており
かなり乗り心地が良い。
宿泊地から1時間50分ほどかかりましたが、
快適だったのでノンストレスだ。
オーベル・シュル・オワーズ駅。
ここは閑静な別荘地らしく駅周辺に全く人はおらず、
駅員さんもおりませんでした。
この時点で私は尿意をもよおし........
駅のトイレを発見するも
日本で言うところのICOCA的なカード(Navigo)を持っていないと
入ることができません。
まぁしょーがない、どっかにカフェでもあったら
トイレ借りよっと。
結構雨も降ってきて寒さも厳しくなってきました。
ここがゴッホが生涯最後の71日を過ごしたラヴー亭。
残念ながら今年いっぱいはお休みで中には入れませんでした........。
ゴッホの銅像。
ほっそいねぇ.........
生涯に1枚しか絵が売れなかった為
晩年はパンとコーヒーしか口にしていなかったと聞きます。
近辺をうろうろしていると2匹ニャンコちゃんが
嫁ちゃんの方に近寄ってきて離れない。
(僕の方には全然来ない......)
画像には写っていないもう1匹のニャンコが
ミャーミャー鳴きながら
先に歩いていく。
まるで僕らを案内するかのように。
ニャンコについて行くと.......
こっ、ここはゴッホの絵であるやつやん!
オーヴェルの教会。
う、うおー絵のままの状態で残ってるんや、感動。
ゴッホの弟テオは絵が売れない兄の為に
生涯お金の援助をし続けたと言うのは有名な話ですが、
この麦畑の先には二人のお墓が並んでいた。
(お墓なので写真はさすがに撮りませんでした)
そして二人のお墓の周りはツタで覆われていた。
ツタの花言葉は
『永遠の愛』
もしかしたらあの2匹のニャンコはゴッホとテオの化身で
芸術に打ち込んできた嫁をここまで
連れて来てくれたのかもね。
って、ロマンチック過ぎる妄想でしょうか。
私たちはジーンときてしばらく
この場を離れることができなかった。
そして僕の尿意も治っていたのである。
完