仕事柄、毎日大量の写真を撮るのですが、
最近のカメラは高画素で容量も大きい。
PCのストレージを圧迫するので定期的に
整理という名の画像削除を行う必要があるのですが..........
『あの時に撮った写真......消しちゃったけどもう一回見たいな』
ってことがあるんですよ。
で、現像ですよ。
先日500枚ほど現像してファイリングしました。
最初カメラのキタムラに行ったのですが大量の画像データの
入稿に時間がかかりすぎて断念。
大量データを一気にネットで申し込めるところを探すと
『しましまプリント』というサイトを発見。
強靭なサーバーを用意している為か500枚の画像は
数秒で読み込み完了。
さ、最高かよ。
しかもキタムラだとプリント料金が53円、
しましまだと14円!!!!!
FUJI COLOR純正印画紙を使ってこの価格。
これは多分2013年くらいに
初めてレンズ交換式カメラ(EOS KISS X4)を買った時に撮った思い出の1枚。
(当時中古で4万円くらいでした)
5年間酷使した結果、急にシャッターがぶっ壊れた為
次はEOS 6D mark2に乗り換えました。
憧れのフルサイズカメラを手にし
3年ほど使用しておりました。
っが、撮れる写真に文句は全く無いのですが、
カメラ本体のデザインがどうにも愛せずに売却。
2021年に愛機がFUJI FILM XS-10になり、現在に至る。
長々とまとまりのない文章になりましたが、
やっぱり物として残るので写真プリントって良いと思うのですよ。
最後に敬愛するアラーキーのお言葉を引用。
電子図書とかデジタル新聞とか、データの配信とかさ、これからはプリントしない、
ブツにしないもののほうが主流になるなんて言われてるけど、
震災のあと、瓦礫の中から家族写真が見つかったなんてニュースを耳にするとさ、
やっぱり、人間には、形として手元に残る思い出があった方がいい。
アタシはそう思うね。
ノスタルジーが、幸福な時代の思い出が、人が生きていくうえでは必要なんだ。
いや、もちろんいま現在避難所で暮らしてる人は、心のナントカなんて言ってる場合じゃないと思うよ。
それよりもまずはカネだろう。
ちゃんと仕事につくことだろう。
生きる基盤を整えることが最優先だろう。
ただ、その先はまたきっと、幸福だった時間を心の支えにするはずなんだ。
だから、いま写真を撮る余裕のある人たちは、恋人や、家族や、友人や、ペットや、
大好きな景色の写真を、どんどん撮るといい。自分も撮ってもらうといい。
それをちゃんとプリントして、アルバムを作りなさい。
昔はさ、女の子が生まれたときは、成長記録をアルバムにして、お嫁に行くときに持たせたものさ。
カップルは、二人で過ごす時間を撮りなさい。愛おしい気持ちをぶつけられる人たちの写真は私写真なんだから、
並べるだけで私写真になる。
いまみたいにカメラの機能が発展しちゃうと、むしろ素人のほうが、いい写真を撮れることが多いんですよ。
ちょっと前までは、写真家っていうのは技術で食ってた。
でも、いまは大抵のことは写真機がやってくれる。
そうなると、試されるのは“気持ち”なんだ。
写真を撮るときは、愛情がなくちゃダメなんです。
う〜む刺さるお言葉だな。
完