最近、
『カメラを買おうと思うんですが、
何のレンズを選べば良いのか分からない........』
という話をちらほら聞きます。
レンズには画角、絞り値、ガラスの種類まで
色々とあって
『もう分からねぇー』
って方の参考になればと。
最初のレンズ選びで重視すべきは画角!!
まずはレンズの画角が異なるとどのように
なるのかを検証していきます。
なお、今回のブログは一般的なミラーレスカメラ(APS-C機)に
装着したシーンを想定しております。
(被写体とカメラの距離は全て2mに統一しております。)
23mmのレンズで撮影。
準広角レンズと呼ばれる物で、
人物の全身を撮ったり
広範囲に風景を撮るのに適しているかと。
ちなみに弊店のウェブストア掲載の洋服は
ほとんどこの画角で撮ってます。
35mmのレンズで撮影。
標準レンズと呼ばれる物で、前述の23mmよりも
迫力のある絵が撮れます。
人物のバストアップ撮影や
テーブルフォトにも適した万能画角と言えるでしょう。
60mmのレンズで撮影。
ややライトな望遠マクロレンズでして
『遠くの物を大きく撮影したい』
『虫とかお花をゴリゴリに拡大して撮影したい』
って方に適したブツです。
弊店では眼鏡やジュエリーの撮影に使っております。
続きましては絞り値、Fで表示される
機能に付いて。
F数値が小さいほどピントが浅くなり、背景がボケる。
逆に大きくなるとピントがビシビシになるのです。
画像は左から2番目のCHAIN HEATに
ピントを合わせ、
35mmレンズのF9で撮影しました。
全体的にキリッとした感じですね。
こちらはF4で撮影。
やんわりと周辺がぼやけております。
F1.4で撮影。
かなりボケ感が強くなりました。
レンズにはF1.4とかF2.8などの記載がありますが、
そのレンズの最小の値を意味します。
数値が小さいほどボケ感のある写真が撮れるっちゅーことです。
最近はF0.9なんていう異次元にピントの浅いレンズなども
ありますが、F値の小さいレンズは総じて高価になりがちである。
最後にいくつか作例を紹介します。
60mmレンズ F9
35mm F2.8
35mm F2
35mm F1.4
35mm F4.5
23mm F4
23mm F3.2
23mm F5
個人的に
カメラは"愛着を持って持ち歩くこと"が
何より重要だと考えます。
撮影用途によって一概に言えないですが、
気軽に持って行けるように
レンズは軽くて、かつ格好良いのを選ぶのも
アリかと。