2000年代のデニム

修理でお預かりしましたエヴィスのデニム。

(懐かしい2004番バックルバックモデル)

2000年代初頭くらいの個体だと思いますが、

ズバッとした縦落ちをしておりました。

90年代頃に爆発したヴィンテージをモチーフにした

日本製のデニムは各社様々な味付けがされていたと

記憶しております。

エヴィスの面白いところは

前立ての角度が強い、独自の型紙設定に

あったように思います。

このパターンにすることで穿いた時に

なんとも鈍臭いガニ股気味のシルエットになるのです。

これはブラックサインのデニム。

※ほとんどのデニムはこれくらいの

角度になっていると思います。

日本製の高品質デニムが市場に

出るようになって早30年。

90年代よりもさらにガラパゴス化が進み、

選ぶ楽しみは増えたように思います。

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