HILTON CLASSIC PANTO 49mm
PRICE ¥ 77000 (TAX IN)
1970年代初頭の英国製、ヒルトンクラシックの
ボストンタイプが入荷しました。
小ぶりなサイズをメインに揃えている
弊店ですがこのボストンに
限っては大きめもアリ。
(個人的にラウンドは小ぶりなサイズがオススメ)
この年式のヒルトンクラシックは
14金張りと言われる手法で製造されております。
合金の芯材に14金を巻き付け、
"高い強度"と"しなやかさ"が出ます。
※元々はヨーロッパのジュエラーが用いる技法になります。
で、このフレームが作られた1970年初頭の金相場は
グラムで600円ほど。
現在ではグラム9680円。
今、同じ物を作ったらいくらになるんだろうか........
ヴィンテージの面白さって
こういうところにもあると思いますね。
アイウェアだけでなく衣類も同じ。
旧い物は変わったパーツが付いていたり、
今では見ない生地感だったりと。
日本ブランドの再現力は凄いので
上の画像のようなヴィンテージ物も
そっくりに作られたりしますね。
今、本気で作られた物は当時物よりも
着心地が格段に良くなったり、
縫製も綺麗で文句は無いのですが〜
全く同じ物にはならないですね。
だからこそ、
ヴィンテージの究極の再現を目指すブランドさんは
ずっと試行錯誤するのでしょう。
私自身は高価なヴィンテージ衣料は
殆ど買わなくなり、実用性がありつつも
比較的安価で入手出来るヴィンテージをいつも探している。
そういった理由から
必然的に大量生産のミリタリー物に
出会うことが多い。
インテリアや店舗用什器にも目がないので
日々リサーチし、素晴らしき出会いを求めておるのです。
私の場合、やばいブツに出会った時は
周りが見えなくなるほど思考停止状態になり
金策にいつも苦労しますが.......。