昔のように洋服にワクワクを感じることが減ったなぁ〜。
こんな気持ちになるのは
"服に飽きたから"
"マスク生活のせい!?"
"コピペを繰り返し、もはやコピー元の源流すら分からなくなるほど
こすり続ける業界に胸焼けしているのか"
"単純におっさんになったからなのか"
どういった理由なのかは自分でも分からないけど
定期的にやってくる職業病みないなもんかな.....。
しか〜し、
いつもこんな時にこそ新たな風が吹くのであーる。
今回出会ったLACQUER&C(ラクアアンドシーと呼ぶ)に
服への情熱を再燃させてもらった。
惜しまれつつも2012年に閉店した
パリを代表するメゾン『アルニス』。
1940年代にル・コルビジェから依頼され
ハンティングジャケットにヒントを得、
動きやすい機能性とカジュアルな印象を与えるスポーツジャケット......
それが
森の番人と命名されたアルニスの代表作"フォレスティエール"。
そんなアルニスに憧れと敬意を持って作られたのが
ラクア&シーによる"オルレアン"。
キルティングと上質なシャツ生地による
フルライニング仕立て。
色合いのセンスも最高じゃないか!
六代目ヴィクトリア女王に王位継承された1837年に創業の老舗
『英アブラハム・ムーン社』のラム ツイードを使用。
軽快な着心地で活動的な気分になりそう。
スポーツジャケットとは昔のカジュアルジャケットの意。
勿論、普段穿きのデニムにも良く馴染むんです。
ターンナップ可能なゆったり目の袖口は
ジュエリーや時計が映える。
アンティーク時計愛好家からの引き合いが多いのも
頷けます。
大瀧詠一の曲を山下達郎が歌うから
グッとくる。
これと似た感覚で
アルニスの洋服をラクアがCOVERすることに
僕はグッとキタのです。