1952年にフランスで生まれたゴルチエ氏は
1970年(若干18歳!!)でピエールカルダンのアシスタントとして
ファッションデザイナーとしてのキャリアを積む。
その6年後には自身のブランド『ジャンポールゴルチエ』を立ち上げる。
自己資金で数回コレクションを開催するも、
自己資金が底をつき悩んでいたところ
オンワード樫山のパリ支社がビジネスパートナーとなる。
その後、日本でのライセンスビジネスがスタート。
当店で取り扱っておりますゴルチエのアイウェアは
ゴルチエ氏が40歳後半の時にデザインした物で、
日本の腕利きの職人が具現化していた。
氏は過去のインタビューで日本の物作りについてこう語っております。
『オンワード樫山とブランドを一緒にやってきた経験もあり、
私がデザインしたものを忠実に形にしてくれるという
点について日本の物作りに対する姿勢は十分理解し、信頼しています。』
2015年からプレタポルテの発表を休止し、オートクチュールに
専念するようになった理由も非常に興味深く、
『プレタポルテは40年以上やってきた。
当時はクリエイターの先駆けとして、自分の発想をそのままクリエイションに
生かすことができた。
しかし現在ではビジネスの世界、マーケティングの世界で制約が凄く多い。
僕が求めるのは、自分の発想を自由に表現できる環境だ。』
明日1月22日(水)日本時間20時30分にパリで開催されるファッションショーを
最後に、ジャンポールゴルチエ はデザイナーを引退するようです。
JEAN PAUL GAULTIER
56-0040
(DEAD STOCK)
世界3000本限定のフレーム。
(シリアルナンバー2021)
近未来をデザインで表現した
特異過ぎる1本です。
フロントはおそらくアルミ製です。
JEAN PAUL GAULTIER
56-7109
(DEAD STOCK)
大変手間のかかった風防の意匠に
狂気を感じるサングラス。
本日ご紹介した2本のフレームは90年代後半から
2000年代初頭の個体になります。
プライスは当時の定価となっております。
20世紀の天才デザイナーが生み出した
プロダクツに心からの敬意を表し、これからも
再発掘していく所存であります。
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