臨時休業について&蝶番の話


臨時休業のお知らせ


7月4日(木)、7月7日(日)
は都合により臨時休業となります。


ご迷惑をおかけしますが何卒ご容赦の程、宜しくお願いいたします。







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当店で取り扱っております1940年代〜50年代のフランス製
セルフレームには様々な蝶番パーツが存在します。




細かいパーツの世界に光を当てるべく
マクロレンズというレンズも導入しましたので
パーツにギリギリまで近づいた画像をば。









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画像は5枚蝶番。



座面のパーツにしっかりと厚みがあり、
質の高さが伺えます。








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意外と珍しいフロント側が縦長のパーツ。












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テンプルの芯材と蝶番が一体になったパーツ。

蝶番の形状に合わせてテンプルの生地を削り出している。










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丁寧に面取り処理されたパーツ。


フレーム側は縦に2個カシメピンのチョボが出ていますが、
テンプル側にはピンが見えません。


これはピンの先に出た出っ張りを手作業で
削ってフラットにしているのです。









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フレーム側、テンプル側共にカシメピンの先を
削った仕様。



眼鏡の強度にはおそらく全く影響しないと思われますが、
一個一個手作業でこの工程を行ったのは
当時のフランスの美意識なんだろうと推測されます。



大いなる敬意を持って当時の職人に"変態"と言わせていただきたい.....。








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1930年代後半〜40年代初期。





ドーム型のぽってりしたパーツ。

(超レア個体)



こいつもピン先フラットの仕様になります。







こういった様々なバリエーションがあるのも

フレンチヴィンテージの隠れた魅力!?です。





蝶番のデザインだけでなく材質もドイツの銀器で使われる800シルバー(純銀80%)や

ブラスの物があったりします。



それらは現在では作られることが無い貴重なパーツばかりです。






当店では扱いがございませんが、

イギリス物のセルフレームのヴィンテージでも見たことがない

蝶番パーツがあったりと自分の密かな楽しみになっております。





ヴィンテージの服が好きな方がジッパーやボタンを偏愛するのと

似ているのかもしれませんね。












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by grandguignoljapan | 2019-07-02 16:38 | Framefrance | Comments(0)