ややこしい什器の取り付け

本日のブログはちょっとブレイクで

什器取り付けの話を。

前回のブログ記事はコチラ。

縁あって手に入れたオーバーセンチュリーのフランス製ブラスポールラック。

地面にポールを設置する際にビスで固定するのですが、

真鍮のプラスネジだとなんか違和感が.......。

『やっぱり旧い什器にはマイナスネジじゃねっ』

ってことでネットで探しまくりました。

デッドストックの真鍮マイナスネジを

各種取り揃えているお店が見つかりました。

福井県の小澤金物店

サイズも豊富に揃っております。

やっぱこれだわ。

この主張しないツラじゃないとアカン。

あとはネジの頭が自然に黒ずんできたらバッチリっしょ。

そしてポール本体を壁に固定するパーツも

探さなくてはなりません。

旧いパイプの径幅は現代の規格に無いらしく、合うパーツは既製品に存在せず.......。

色々考えましたがオーダーで作ることに。

田中製作所

半世紀以上に渡り、真鍮製のパーツを作られている

長野県の会社で作ってもらいました。

早速試しに装着。

サイズ感完璧。

でも新品のピカピカ具合がどうしても気になります。

またしてもネットで検索しまくり。

この溶剤で真鍮を強制的に黒くすることができるとのこと。

(劇薬なので取り扱いには十分な注意が必要です。)

黒ずみ具合を見ながら、要所要所で磨きを入れ

アンティークと色を合わせていきます。

我ながら完璧っ！！

あとは棚板に使うガラス板だけ。

これまたややこしく、一般的な厚みの物よりも

分厚いガラスで、なおかつ画像のように断面に面取り仕上げが必要と。

昨日のお休みに数件ガラス屋さん巡りをして、

納得価格でオーダーをすましてきました。

ちなみに画像は大阪吹田市のKOWAガラスさん。

良心的な価格でかなりおすすめです。

一切の妥協をせず突っ走ってきたので

店内がどんな景色になるのか今から

ワクワクが止まりませぬ。

4月26日(金)にガラス板が入り、完了といった感じです。

なんか色々と遠回りをした気がしてならないですが、

ようやく長かった店舗什器の悩みがひと段落。

ゴールデンウィークに間に合って良かったぁ。

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